「子どもが小学校に上がる前に、もう少し自然のある街でのびのびと育てたい――」
そんな思いから移住を考え始めた方に、おすすめの街があります。
それが、愛知県の「安城市」。
名古屋市から見て南東に位置する安城市は、都会すぎず田舎すぎない、ちょうどいい街です。
保育施設の数が多く、習い事の選択肢も豊富。さらに名古屋までも電車で30分圏内とアクセスがよく、通勤にも困りません。
まさに、子育て世帯にとって、理想的な移住先と言えるでしょう。
そこで今回は、安城市の住環境から子育て支援制度、教育機関、習い事事情まで、移住を検討する際に知っておきたい情報を詳しく解説します。
エサキホームで取り扱っている安城市の注目新築物件もご紹介しますので、マイホーム購入を検討されている方はぜひ参考にしてくださいね。
安城市ってどんなところ?住環境とアクセスをチェック
安城市の基本情報とアクセスの良さ
安城市は、愛知県のほぼ中央部に位置する、人口約19万人の中核都市です。
安城市の魅力は、なんといっても交通アクセスの良さにあります。
市内をJR東海道本線が横断しており、安城駅から名古屋駅・豊橋駅までともに約30分という好立地。
さらに、名鉄名古屋本線や名鉄西尾線も通っているため、各方面へのアクセスも非常に便利です。
東海道新幹線こだまの停車駅「三河安城駅」もあり、大阪方面・東京方面への移動もスムーズです。
また、国道1号線・23号線(知立バイパス)、東名高速道路のインターチェンジも近く、車での移動も快適。
こうした交通インフラの充実により、名古屋市や豊田市への通勤者も多く、安城市はベッドタウンとしての役割も果たしています。
都市部へのアクセスを確保しながら、落ち着いた住環境も手に入る安城市は、子育て世帯にとって理想的な立地条件といえるでしょう。
移住者が注目する安城市のエリアとは?
安城市で住むなら、注目はやはり安城駅周辺エリア。
駅前には「安城市役所」やプラネタリウムのある「安城市文化センター(へきしんギャラクシープラザ)」、「安城公園」など、子育てにうれしい施設が充実しています。
春には桜祭りが開催され、多くの市民でにぎわうなど、季節を感じながら暮らせるのも魅力。
さらに、安城駅から車で約10分の場所にある大型ショッピングモール「ららぽーと安城」も日々の買い物に便利です。
また、三河安城駅エリアも子育て世帯に人気のエリアです。
東海道新幹線の停車駅なので、名古屋駅を経由せずに東京・大阪方面へアクセス可能。出張や旅行が多い家族にも便利です。
駅周辺には明治用水沿いの緑道「桜・紫陽花ロード」があり、春や初夏の花々を楽しみながら、家族で散歩できるのもおすすめのポイントです。
周辺には21時まで営業しているスーパー「ビッグリブ安城店」や「ピアゴ ラ フーズコア三河安城店」もあり、共働き家庭にもやさしい環境が整っています。
利便性と自然のバランスがとれたこのエリアは、のびのびと子育てしたい方に特におすすめです。
住宅価格や治安など住みやすさのポイント
令和7年度の安城市の住宅地平均坪単価は約51.1万円(平米単価は15万4600円)で、前年比では+2.9%上昇しています。
令和7年度の住宅地公示価格によると、安城市の平均価格は15万4600円/㎡であるのに対し、名古屋市は22万2300円/㎡と、約1.4倍の差があります。
安城市は愛知県内でも比較的手頃な価格帯を維持しており、名古屋市内と比べて大幅にコストを抑えて住宅を購入できる点が魅力です。
安城市は、近隣の名古屋市と比べて治安が良く、若年層から高齢者までバランスの取れた人口構成が特徴です。そのため、地域全体に落ち着いた雰囲気があり、安心して子育てができる環境が整っています。
【参照元】
安城市HP|令和7年度安城市年齢別・男女別・5歳階級別人公表
子育て世帯にやさしい街?安城市の子育て支援制度
安城市の子育て支援制度
安城市では、妊娠期から出産、子育てまで切れ目なく支援する「経済的支援」と「伴走型相談支援」を一体的に実施しており、安心して子育てできる環境が整っています。
【妊娠期・出産前】
「産前産後支援事業」として、出産予定日の2ヶ月前から産後6ヶ月までの母親(妊婦)を対象に、家事や育児を手助けする支援を提供。核家族などで頼れる人が少ない家庭にとって、1時間につき1,000円という手頃な料金で利用できるのは心強いポイントです。
【出産後】
ママの心と体をサポートする「産後ケア事業」を実施。体調回復や育児の不安に応じて、訪問・日帰り・宿泊のプランが選べ、赤ちゃんを預けて休息することも可能です。費用も短時間プランなら1回500円からと利用しやすく、多くのママに喜ばれています。
【子育て期】
経済面と地域のつながりを支える支援が充実。市内8カ所に設置された「子ども食堂」では、地域ボランティアによって、子どもたちに無料または安価で栄養のある食事が提供され、安心できる居場所としての役割も果たしています。
また、子ども医療の「医療費助成制度」では、0歳から満18歳年度末までの子どもを対象に、通院・入院にかかる自己負担分を助成。すべての子どもが適切な医療を受けられるよう、経済的な不安を和らげる体制が整っています。
ここでご紹介した支援は、数ある支援の中の一例です。安城市では、ご紹介した他にも、多くの子育て支援制度が充実しています。子育てに寄り添う安城市の支援制度について、詳しくは安城市公式ホームページでご確認くださいね。
【参照元】
地域コミュニティや育児イベント
安城市の子育て支援創業拠点施設「あんぱ~く」では、親子遊び講習会や育児講習会、相談広場などを通じてパパママをサポートしています。「赤ちゃん広場」や「ふたご・みつご広場」など、同年代の親子が交流できる場も充実しているのも、特色です。
「あんじょうファミリー・サポート・センター」では、0歳〜小学校6年生の子どもを対象に、送迎や預かりを地域住民が担う仕組みも整っています。
さらに、市内には児童センターや地域子育て支援拠点が点在し、親子で楽しめるイベントも定期開催。
同じ子育て世代との交流を通じて、悩みの共有や地域情報の交換もでき、転入して間もない家庭でも安心して地域になじむことができます。
【参照元】
安城市HP|「子育て支援総合拠点施設(あんぱ〜く)」
安城市HP|「子育て支援センター(あんぱ〜く内)
安城市HP|「あんじょうファミリー・サポート・センター」
安城市HP|「児童厚生施設(児童センター)」
安城市HP|「地域子育て支援拠点(子育て支援センター)」
安城の学校|教育機関は整っている?
保育園・幼稚園から始まる充実した教育環境
安城市にある幼稚園・保育園の数は以下の通りです。
- 公立保育園・・・8カ所
- 事業団保育園・・・10カ所
- 私立保育園・・・8カ所
- 私立幼稚園・・・5カ所
また、上記の保育園・幼稚園の他にも、20カ所の認定こども園があります。ここでは、仕事や病気により保育を必要とする世帯に向けた「保育園コース」と、それ以外の世帯を対象とした「幼稚園コース」が選択可能です。
待機児童については、安城市では積極的な保育園整備と柔軟な受入れ体制により、比較的良好な状況を維持しています。
注目したいのが、第2子以降の低年齢児保育料を無償化する独自の支援制度。
一般的に3歳未満の保育園利用料は家計に大きな負担となりがちですが、安城市では第2子以降の3歳未満児の保育料が、世帯所得や入園の有無に関わらず無償化されています。
これにより、小さなお子さんを持つ共働き世帯の家計負担は大幅に軽減。
その分を将来の教育資金として積み立てたり、習い事費用に充てたりと、より充実した子育て環境を整えることが可能になります。
【参照元】
小中学校から高校・大学まで幅広い選択肢
安城市の学校数は、以下の通りです。
- 公立小学校・・・21校
- 公立中学校・・・・8校
安城市の学校は、ICT教育やSDGsとの関連も含めた総合的な学習なども積極的に取り入れられ、自ら学び続ける力の育成を行なっているのが特徴です。
また、安城市では、市内の小中学校では給食費が全額無償となっており、保護者の経済的負担が大きく軽減されます。たとえば、1食あたり小学生280円・中学生320円の給食を9年間利用した場合、約51万円分が無料になる計算に。
浮いた分の費用を、習い事や将来の学費に充てられるのも大きな魅力といえます。教育の質と経済的なゆとり、どちらも叶えられるのが安城市の強みです。
高校は「安城高等学校」や「安城東高等学校」などの公立高校が4校の他、私立の安城学園高等学校が揃い、市内で十分な進路選択が可能です。
大学は近隣に幼児教育や児童福祉について学べる家政学科がある「愛知学泉大学」や「愛知学泉短期大学」があり、市内からでも大学に進学できる環境が整っています。
さらに、安城市は名古屋駅まで電車で約30分とアクセスも良好。都市部の高校や大学への通学も視野に入れられるため、将来の進路選択の幅が大きく広がるのも魅力のひとつです。
【参照元】
安城の習い事事情|教育環境も移住の判断材料に
人気の習い事と施設
安城市では子どもの習い事の選択肢が豊富です。
【音楽系】
- カワイ音楽教室
- ヤマハ音楽教室
他にも、個人レッスンが受けられる教室も多数点在しており、ピアノを中心に音楽に触れ合えます。
【スポーツ系】
- JPCスポーツ教室安城校・・・体幹に特化したスポーツと体操教室
- biima sports・・・幼児・小学生向けの総合的な運動能力向上プログラム等
【学習系】
- こどもスクール【かきかた書道教室】・・・書道教室
- ECC ジュニア・・・英会話
- ECC外国語学院 ECC KIDS・・・英会話
習い事施設の多くは市内各地に点在しており、自宅から通いやすいのが嬉しいポイント。習い事の種類が多く、教育の選択肢が豊富なので、子どもたちの興味に合わせて“得意”を伸ばせるでしょう。
安城市周辺の物件を紹介!
E’s garden 安城市西別所町
▲エサキホーム施工例「E’s garden 安城市西別所町」
E’s garden 安城市西別所町は、敷地面積120坪超・駐車4台以上の広々とした新築分譲住宅です。LDKとつながる2つのテラスやファミリースペースなど、内外がゆるやかにつながる開放的な設計が魅力。
周辺には保育園や学校が充実しており、子育て世帯に嬉しい環境が整っています。また、公園や緑地も多く、子どもたちがのびのびと遊べる自然豊かな立地です。
家族みんなが快適に過ごせる、ゆとりある暮らしが叶います。
▶︎「E’s garden 安城市西別所町」の物件詳細はこちら
E’s garden 安城市古井町上寺Ⅱ
▲エサキホーム施工例「E’s garden 安城市古井町上寺Ⅱ」
E’s garden 安城市古井町上寺Ⅱは、名鉄「碧海古井」駅まで徒歩約8分の新築5LDK住宅。名古屋駅へ乗車時間合計約33分でアクセスでき、通勤・通学にも便利な立地です。
近くには教育施設や親子で楽しめるスポットが揃い、子育て環境も良好。スーパーが駅からの帰り道にあり、買い物もスムーズです。
間取りは5LDKで、20.0帖以上の広々としたリビングが魅力的。玄関収納やパントリー、ウォークインクローゼットなど多彩な収納により、ごちゃつきがちな子ども用品もすっきりと片付けられます。
▶︎「E’s garden 安城市古井町上寺Ⅱ」の物件詳細はこちら
まとめ|安城市は、子育て世帯に嬉しい魅力がそろう住み良い街
安城市は、名古屋へのアクセスに優れ、自然と利便性のバランスが取れた“子育てしやすい街”として注目されています。
交通の利便性、充実した教育・医療施設、そして行政による手厚い子育て支援など、家族みんなが安心して暮らせる環境が整っています。
エサキホームでは、E’s gardenシリーズをはじめ、子育て世帯のニーズに応える新築分譲住宅も豊富に取り扱中です。
家族の未来を育む場所として、安城市での新生活を検討してみてはいかがでしょうか?
物件の詳細や見学のご相談は、エサキホームまでお気軽にお問い合わせくださいね。