四日市に住むならどこがいい?子育て・習い事・移住を考える人のためのエリア選びガイド

「そろそろ一軒家を…」と考え始めたとき、気になるのがエリア選びですよね。

通勤や生活の便利さはもちろん、子どもの成長を見据えた環境も大切。特にこれから小学校や習い事をスタートさせるお子さんがいる家庭にとって、「どこに住むか」は暮らしの質を大きく左右します。

この記事では、三重県四日市市の子育て環境や移住先としての魅力、習い事の選択肢、さらには実際に住みやすいエリアについて詳しくご紹介します。

賃貸から一戸建てへの住み替えを検討している方にも役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

1. 四日市ってどんな街?住みやすさの理由とは

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三重県四日市市は、人口約30万人のほどよい規模の中核都市で、名古屋への通勤も便利な街です。

四日市市内には買い物や医療、教育施設が揃い、日常生活の利便性が高いだけでなく、山や川など自然も身近に感じられる環境が魅力です。

 

ここでは、四日市が子育て世帯に人気の理由を3つご紹介します。

 

アクセスと生活利便性:名古屋への通勤にも便利

四日市は名古屋まで電車で約35分と通勤・通学に便利な立地。近鉄名古屋線・JR関西本線の2路線が利用でき、本数も多く通勤ストレスが少ないのが魅力です。また、車移動も東名阪道・伊勢湾岸道のICが近いので、車を使っての旅行にも行きやすいでしょう。

さらに、主要駅の近鉄四日市駅周辺には商業施設が充実しており、スーパーや銀行、クリニックも徒歩圏内。日常の用事が一か所で済む利便性は、共働きの家庭にとって大きな安心材料となるでしょう。

商業施設・医療・教育機関の充実度

四日市市内には商業施設が点在し、日用品や食料品はもちろん、子育て世帯に必要な商品も手軽にそろいます。

「イオンモール四日市北」や「トリナエ四日市」などの大型ショッピングセンターでは、買い物と一緒に家族で楽しめるレジャー施設も充実。

医療面では、「四日市市立四日市病院」や「三重県立総合医療センター」といった総合病院に加え、「村上ファミリークリニック」や「椙山内科小児科医院」など小児科クリニックも多数あり、緊急時から日常の健康管理まで安心です。

教育環境も幅広く、四日市市内には保育園・幼稚園・小中学校が充実し、中高一貫校や四日市大学、進学塾などもそろっています。

子どもの将来を見据えて、さまざまな教育の選択肢を持てるのは大きな魅力です。


自然と都市が調和した暮らしやすい街並み

都市の利便性と自然がほどよく共存しているのも、四日市の大きな魅力です。市街地から少し足をのばせば、鈴鹿山脈の自然や伊勢湾の海辺を楽しむことができます。

四日市市内には全長48mのローラー滑り台やくじら型のドームが人気の「霞 ゆめくじら公園」やフットボールコートや体育館も併設されている「四日市市中央緑地」などの広々とした公園が多くあります。

他にも、「南部丘陵公園」や「もみじ谷」など、自然とふれあえる施設や名所も多数あり、子どもたちがのびのび遊べる環境が整っています。

四日市は、自然と都市のバランスが良く、自然に囲まれて穏やかに子育てをしたいご家庭にぴったりのエリアです。

2. 四日市で「住むならここ!」おすすめエリア5選

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富田エリア:子育てファミリーに人気の理由

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(近鉄富田駅)

 

富田エリアには「近鉄富田駅」と「JR富田駅」の2駅があり、名古屋方面・三重県内の両方へ便利にアクセス可能です。特に近鉄富田駅からは急行に乗って名古屋まで最短で約35分で名古屋にアクセスできるので、通勤通学で名古屋を利用するには便利です。

駅周辺には保育園や市立富田小学校、県立四日市高校などの教育施設、各種医療施設も揃い、徒歩圏で生活しやすい環境が整っています。

休日のお出かけや買い物には「イオンモール四日市北」を利用するといいでしょう。

またこのエリアは新興住宅地が多く同世代ファミリーが多いので、子ども同士の交流も活発。移住者にも馴染みやすく、暮らしやすさと楽しさを兼ね備えた人気エリアです。

桜エリア:自然に囲まれたのびのび環境

四日市西部の桜エリアは、鈴鹿山脈の麓に広がる緑豊かな住宅地。

近鉄湯の山線「桜駅」から近鉄四日市駅や湯の山温泉方面へアクセスでき、通勤・おでかけとも便利です。

大型公園「四日市スポーツランド」では自然の中で思い切り体を動かせ、季節ごとの景色も楽しめます。教育施設も充実しており、こども園から高校までエリア内に揃い、成長に合わせた安心の教育環境が整います。矢合川や田園風景がつくる長閑な雰囲気の中で、子どもをのびのび育てたいご家庭におすすめ。

アウトドア好きのご家族にはキャンプ場「俺たちのキャンプ場」もあるので、手軽にキャンプを楽しむことができるのは嬉しいポイント。

都会の喧騒から少し離れつつも、暮らしの利便性はしっかり確保できる魅力的なエリアです。

近鉄四日市駅周辺:利便性重視の都市型生活

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(近鉄四日市駅前中央通り)

 

四日市の中心地・近鉄四日市駅周辺は、都市機能が集約された便利なエリア。

駅直結の「近鉄百貨店四日市店」や、駅から徒歩約5分の複合商業施設「トナリエ四日市」、家族で楽しめる「四日市市立博物館・プラネタリウム」などが徒歩圏内に揃います。

飲食店も多く、仕事帰りの買い物や外食もスムーズ。

近鉄名古屋駅まで特急で約30分、伊勢市駅へも約50分でアクセスでき、通勤・通学や休日のお出かけがしやすいのも魅力です。

周辺には教育機関や医療機関、英会話・音楽・スポーツなど習い事の教室も充実。都市型ライフを快適に送りたい方にぴったりのエリアです。

大矢知町:落ち着いた住宅地で暮らす

大矢知町は、四日市市内でも特に閑静な住宅地として人気のエリア。戸建て中心のゆったりとした区画が広がり、静かで落ち着いた暮らしが叶います。

国道1号北勢バイパスが通っており、四日市市内や周辺地域への車移動もスムーズ。買い物環境も整っており、22時まで営業の「F⭐︎MART大矢知町店」、23時まで営業の「マックスバリュ 大矢知店」や、新鮮な地元野菜が並ぶ「JA直売所 四季彩 大矢知町店」など、日常の食材調達も快適です。

子育て世帯にとっては、落ち着いた環境と生活利便性のバランスが魅力。騒がしさから離れ、家族で穏やかな時間を過ごしたい方におすすめのエリアです。

山之一色エリア:移住者にも注目される静かな郊外

山之一色エリアは、四日市の中でも自然が豊かで落ち着いた住環境が魅力。

国土交通省の令和6年地価調査によると、市中心部の近鉄四日市エリアが323,000円/㎡に対し、山之一色は20,200円/㎡と大きな差があります。

この価格帯なら、広い庭付き一戸建ても夢ではありません。のびのび子育てをしたい方や、家庭菜園やアウトドアを楽しみたい方にもぴったり。

車移動が前提ですが、都市部へのアクセスも可能で、田舎暮らしと都市の利便性を両立できます。

参照元|国土交通省「不動産情報ライブラリ」

 

3. 四日市の子育て環境は?支援制度・学校・安全性をチェック

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名古屋へのアクセスの良さと自然豊かな環境をあわせ持つ四日市市は、子育て世帯にとって暮らしやすい街。

行政による手厚い子育て支援や充実した教育機関、安全性に配慮した街づくりなど、安心して子どもを育てられる条件がそろっています。

ここでは、四日市の子育て環境について、制度や学校、暮らしの安全面から詳しく見ていきましょう。

出産・育児支援制度の内容とは

四日市では、妊娠中から出産、そして乳児期まで切れ目なくサポートする制度が整っています。以下は、時系列に沿った主な支援制度です。

【多胎児家庭家事支援サービス費用補助】(妊娠期〜2歳未満まで)

多胎児を妊娠中、または2歳未満の多胎児を育てている家庭を対象に、家事や育児をサポートするサービス利用料を補助。1時間以内の利用で自己負担500円(市民税非課税世帯は無料)、妊娠期~2歳未満まで3つの利用期間があり、各期間それぞれ最大24回まで利用可能です。

【産後ケア事業】(出産後すぐ〜12ヶ月未満)

出産後のママと赤ちゃんを対象に、授乳や沐浴のサポート、心身の休養支援を受けられる制度です。
ケアの形態は3種類あり、生活状況や希望に応じて選べます。

  • 訪問型:ご自宅に助産師や看護師が訪問し、授乳や育児に関する指導・相談を実施(約90分/自己負担1,200円)。
  • デイケア型:施設に日帰りで通い、授乳指導や育児相談のほか、休養も可能(約6時間/自己負担2,000円)。施設によっては追加サービスを利用する際に別途料金がかかる場合があります。
  • 宿泊型:施設に宿泊しながら、専門スタッフの支援を受けられるプラン(1泊2日6,000円、以降1日ごとに3,000円追加)。

出産直後の不安や疲れを和らげ、安心して育児をスタートできるよう支援してくれる心強い制度です。

【子育て支援ショートステイ】(0歳〜18歳未満)

保護者の病気や入院、出産、泊りがけの介護などで一時的に子どもを養育できないとき、市が委託する施設で短期間(原則7日以内)子どもを預かります。

【子ども医療費助成】(0歳〜18歳年度末まで)

四日市市内の医療機関での診療は窓口負担無料(県内のみ)。県外受診は償還払い制度あり。経済的負担を大きく軽減できます。

このように四日市では、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援制度が整っているため、安心して子どもを産み育てることができます。

保育園・幼稚園・小学校の選び方

四日市市内には、認可保育園、公立・私立保育園、認定こども園(幼保連携型・幼稚園型)、幼稚園など、多様な施設がそろっており、0歳から受け入れ可能な園も多いため、共働き家庭でも安心して移住できます。

令和7年度時点の保育園・幼稚園・認定こども園の数は、以下の通りです。

 

  • 公立保育園・・・13園
  • 私立保育園・・・16園
  • 私立幼稚園・・・14園
  • 公立幼稚園・・・2園
  • 公立認定こども園・・・17園(幼保連携型11園・幼稚園型6園)
  • 私立認定こども園・・・19園(幼保連携型17園・幼稚園型2園)

 

利用時間や延長保育の有無など、地域ごとの違いも事前に確認することが大切です。

小学校選びでは、まず学区の確認が必須です。

四日市は「確かな学力の定着」「こころとからだの健全な育成」「よりよい未来社会を創造する力の育成」を掲げた教育プログラムに基づき、どの学校でも質の高い教育が受けられるとされています。

また、それぞれの学校の特色も確認しておくと、子どもに合った学びの環境を選びやすくなります。

公園・図書館・地域イベントの活用術

四日市には「中央緑地公園」をはじめ、多くの公園が整備されています。

たとえば、「南部丘陵公園」の芝生広場には複数の大型遊具があるため、子どもたちが思い切り体を動かして遊べます。

また、園内には事前予約制のデイキャンプ場があり、無料でバーベキューを楽しむことも。自然豊かな環境の中で、休日の家族時間や友達との時間を満喫できるでしょう。

四日市市立図書館では赤ちゃん向け・幼児向けの読み聞かせ会などのイベントを定期開催。小さい頃から本に触れる機会が提供されています。

地域イベントが活発なのも四日市の魅力です。

四日市市内各所に置かれている子育て支援センターでは、ベビーマッサージや子育て相談会、栄養士・保健師相談会などを随時開催しており、子育て中の不安を解消できます。
他にも、毎年8月の第一日曜日を含む土日の2日間には「大四日市まつり」が行われ、四日市を代表する大きな夏まつりとして、諏訪太鼓や御諏訪神輿、ドリームパレード、おどりフェスタなど、街をあげて盛大に執り行われます。

休日は、四日市市内の公園や図書館、地域イベントを上手に活用すれば、親子で楽しく、そして充実した時間を過ごせるでしょう。

4.習い事は充実している?四日市の教育・文化・スポーツ環境

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人気の習い事

四日市には、子どもたちから人気のある習い事ができるスクールが多くあります。

特に人気があるのは、英会話、ピアノ教室、スイミングスクールです。

ピアノ教室は個人経営から大手音楽教室まで幅広く、子どものレベルや性格に合わせて選択可能。

スイミングスクールも市内各所にあり、大人から子どもまで幅広い年代に対応しているため、親子で同じスクールに通うこともできます。

英会話教室では、外国人講師によるネイティブな発音を学べる教室や、4技能をバランスよく伸ばすプログラムを提供するスクールも多く、国際感覚を育てたい家庭に人気です。

エリア別|四日市で通いやすい子ども向け教室

四日市市内には、スイミングや英会話、ピアノなど、子ども向けの習い事が各エリアに充実しています。
スイミングスクールでおすすめなのは、 西日野駅徒歩約8分の「アクトス四日市」と、霞ヶ浦駅徒歩約15分の「アクトス四日市北」。

このスイミングスクールでは、目的な体力に合わせて一人ひとりきめ細かく泳ぎをサポート。55段階の進級基準で、着実にステップアップできます。

 

大矢知エリアでは「ヤマハ英語教室 エンゼルセンター」が人気です。

大矢知駅から徒歩約10分と比較的通いやすく、0歳〜12歳を対象に音楽を取り入れたオリジナルメソッドで英語を学べます。

さらに、同じ場所で開講している「第一楽器ピアノ教室」では、初心者から音大志望まで対応する本格的なレッスンが受けられます。

 

近鉄四日市駅周辺は、運動系から芸術系まで幅広いジャンルの教室が集まるエリア。

子どもの興味に合わせて、習い事を選択できるのが魅力です。

英会話でおすすめなのは、駅から徒歩約2分の場所にある「トライ式英会話四日市駅前校」です。英語習得で重要な「話す・聞く・書く・読む」の4技能をバランスよく効率的に伸ばせます。

その他、郊外エリアの地域密着型教室も、アットホームで子どもの興味を引き出しやすく、家から通いやすい環境が整っています。

また、習い事にも便利な大矢知エリアには、エサキホームの新築分譲住宅「E’s garden 四日市市山分町Ⅱ」があり、子育て世帯にぴったりの暮らしやすい環境が整っています。

興味のある方はぜひ詳細をご覧くださいね。

 

▶︎「E’s garden 四日市市山分町Ⅱ」の物件詳細はこちら

5.四日市への移住を考えている方へ:メリットと注意点

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四日市への移住を検討する際は、暮らしやすさのメリットと、事前に確認しておきたい注意点を押さえることが大切です。

ここでは、四日市へ移住するメリットと注意点を簡単にご紹介します。

四日市移住の魅力とは?

四日市移住のメリットは、名古屋への通勤が可能な利便性と、都市部より手頃な土地価格で広い住空間を確保できる点です。子育て支援制度が充実しており、地域コミュニティも温かく、安心して生活をスタートできます。

一方、通勤ルートや生活圏の確認など、移住前の注意点も忘れずに検討しましょう。

空き家バンクや移住支援制度もチェック

四日市では、空き家バンクを活用すればリノベーション可能な物件を比較的安価に購入できます。

また、「四日市市移住支援事業」では、東京23区からの世帯に最大100万円、さらに18歳未満の子どもがいる場合は1人あたり30万円を加算支給。これらの制度を利用すれば、移住の初期費用を大幅に抑えられる点が大きなメリットです。一方、物件や通勤の条件など、移住前の注意点も確認しておきましょう。

6. エサキホームの四日市物件を紹介

エサキホームで取り扱っている、四日市でおすすめの物件をご紹介します。

E’s garden 四日市市山分町Ⅱ

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「E’s garden 四日市市山分町Ⅱ」は、三岐鉄道三岐線「大矢知」駅から徒歩約10分・自転車なら約3分の好立地にある新築分譲住宅です。

敷地面積は57坪以上の5LDKで、ファミリーに十分な広さ。駐車場も3~5台分確保し、生活の利便性も優れています。

 

徒歩3分圏内に「エンゼル幼稚園」と「八郷小学校」があり、お子様の登園・登校も安心です。

さらに、周辺にはスーパーや医療施設も揃っているため、子育て世帯が快適に暮らせる環境が整ったおすすめの物件です。

▶︎「E’s garden 四日市市山分町Ⅱ」の物件詳細はこちらから

 

7. まとめ:四日市は”住む・育てる・学ぶ”が叶うまち

四日市は、都市機能と自然環境のバランスが良く、子育て世帯にとって理想的なまちです。

名古屋への通勤利便性を確保しつつ、広々とした住空間で子どもたちをのびのび育てられるのが大きな魅力。充実した子育て支援制度や、英会話・ピアノ・スイミングなど多彩な習い事の選択肢が、家族の毎日をしっかりサポートしてくれるでしょう。

エリアごとに特色があり、利便性を重視するか自然環境を重視するか、家族のライフスタイルに合わせて最適な住まいを選べるのもポイント。教育環境も整っており、子どもたちの可能性を最大限に伸ばせる環境が整っています。

四日市は、“住む・育てる・学ぶ”のすべてを叶えられるまち。移住や新生活を検討する方にとっても、魅力的な選択肢となるでしょう。

この記事を参考に、ぜひ四日市への移住・引っ越しを検討してくださいね。

エサキホームでは、四日市市内のさまざまなエリアで、お客様の希望に沿った理想の住まいをご提案しています。

子育て世帯目線の間取りや設備が整った物件を多数取り揃え、土地探しから建築、アフターサービスまで一貫してサポートします。

住まいのプロが、これまで培ってきた経験をもとに、お客様にとって快適な新しい暮らしをご提案します!

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