空き巣や不審者、いたずらなど、一戸建てに住んでいるとセキュリティが気になる場面は多いもの。
特に一戸建て住宅は集合住宅と比べると侵入されやすいと言われています。
「防犯カメラをつけたいけど、どこに設置すればいい?」「工事しなくても設置できるの?」「家庭用でも効果はある?」
そんな疑問を持つ方のために、今回はプロがおすすめする一戸建ての屋外防犯カメラ設置場所と、工事不要タイプの選び方を4つのポイントに分けて解説します。
【徹底解説】防犯カメラの設置で知っておきたい4つのポイント
一戸建てに防犯カメラを導入するなら、
- 設置場所
- 機種のタイプ
- 必要な機能
- プライバシー配慮
この4つを押さえることが大切です。
それぞれ詳しく見てみましょう。
ポイント①:一戸建て屋外防犯カメラの最適な設置場所は「4つの死角」を押さえるべし
警察庁が公開した令和6年度の調査によると、一戸建てへの侵入窃盗の約8割が「無締まり」や「施錠破り」によるものでした。
特に最近は、窓ガラスを割り、短時間で金品を盗み去る荒々しい事件も相次いで報告されています。そのため、一戸建ての死角をしっかりカバーすることが、被害防止の第一歩です。
狙われやすい場所は次の4つ。
【玄関】
不審者の侵入経路としても使われるので、最も重視したい設置場所です。訪問者の顔や不審人物が周囲をうろついている様子が映せます。
【窓(特に掃き出し窓)】
リビングに面した大きな窓は侵入の標的になりがち。庭側の窓は人目につきにくいので重点的に監視を。
【勝手口】
キッチン裏などにある勝手口は人目が少なく、空き巣が好むポイントです。
【裏庭・ベランダ】
高所や裏側は外から見えづらく、長時間侵入のチャンスを与えてしまいます。雨どいや塀付近をしっかりカバーしましょう。
しかし、1台ですべての死角を補うのは難しいため、2〜3台を分散設置するのが理想です。複数台あれば「死角を探そうとする空き巣」に対する抑止力も高まります。
参照元|警視庁 住まいる防犯110「手口で見る侵入犯罪の脅威」
ポイント②:一戸建て向け!工事不要のワイヤレス防犯カメラの選び方
以前は配線工事が必要でしたが、今は家庭用の工事不要タイプが多く販売されています。設置も簡単で、一戸建てとの相性もバッチリ。
防犯カメラを手軽に取り入れたい方には、工事不要のワイヤレス防犯カメラがおすすめです。
【Wi-Fi接続型】
ルーターにつなぐだけでスマホから映像を確認できます。価格も1〜2万円と手頃。ただし、Wi-Fi電波や電源確保が課題になることも。
【ソーラーパネル型】
太陽光で充電する完全ワイヤレスなタイプの防犯カメラです。電源がない場所でも設置でき、ランニングコストもゼロ。ただし、曇天や雨続きだと不安定になることも。
【SIMカード型(モバイル回線)】
Wi-Fi環境がない場所でも設置可能。安定性は高いですが、通信費がかかり初期費用も高め。
工事不要タイプならDIY感覚で設置でき、専門業者に依頼するよりもぐっとハードルが下がります。
選ぶときは「Wi-Fiの届きやすさ」「電源位置」「日当たり」「電波状況」を事前チェックして、自宅環境に合うタイプを選びましょう。
ポイント③:一戸建て屋外設置におすすめの防犯カメラ機能の選び方
防犯カメラを設置するだけで安心と思いがちですが、カメラの性能次第によって効果は大きく変わります。
【高画質(HD、フルHD、4K)】
顔やナンバーを確認できる解像度が必須。4Kならさらに鮮明ですが、データ容量が増えるので用途に合わせましょう。
【暗視機能(赤外線、フルカラー)】
夜間対策に必須。赤外線はモノクロ、フルカラー暗視なら街灯程度でカラー撮影が可能です。
【動体検知・顔認識機能】
不審な動きがあった時だけ録画・通知。ストレージ節約&即時確認ができます。広角レンズであれば1台で広範囲を映せるため、死角を減らせます。
【防水・防塵性能(IP規格)】
雨風に強い仕様で屋外でも安心して設置できます。
ただし、機能を欲張りすぎると高額になるため、自宅に必要な機能を絞るのがコツです。
ポイント④:防犯カメラ設置で気を付けたい「プライバシー」の問題
防犯効果を高めたい一方で、近隣住民のプライバシーへの配慮は欠かせません。特に一戸建ての屋外に防犯カメラを設置する際は、以下のような注意が必要です。
- カメラの角度を工夫して、隣家や公道を映し込みすぎない
- 「防犯カメラ作動中」ステッカーで目的を明示
- 設置前に隣近所へひと声かけて安心感を与える
これだけで、プライバシー配慮とご近所づきあいの両立ができます。
防犯カメラはダミーでも効果はあるのか?
「コストを抑えたいからダミーでも…」と考える方もいますが、実際には限界があります。
- 抑止力はあるが、証拠は残らない
- 侵入者はダミーを見抜くことも多い
おすすめは「本物1台+補助的にダミー」の二刀流。工事不要の家庭用カメラなら、本物を導入するハードルはぐっと下がります。
防犯カメラの設置にかかる費用はどれくらい?
工事不要の家庭用防犯カメラの場合、1台あたり1万円〜5万円程度が相場です。
- Wi-Fi型:1〜2万円
- ソーラー型・高機能タイプ:3〜5万円
- SIM型:5〜8万円+通信費
複数台導入するなら同一メーカーで揃えると、アプリ管理が統一できて便利です。
工事不要であれば、通常5〜15万円程度の設置工事費用を丸々節約できるのも大きな魅力です。
防犯カメラ付き!エサキホームの物件紹介
防犯カメラの設置をお考えの方におすすめしたいのが、エサキホームの新築一戸建て物件です。
E’s garden premium 昭和区川名駅南
▶︎エサキホーム物件紹介「E’s garden premium昭和区川名駅南」
「E’s garden premium昭和区川名駅南」は、センサーライト付屋外防犯カメラや1階掃き出し窓の電動シャッター、EVコンセントを標準装備した、一戸建て住宅。ご家族の安心と安全をしっかり守れる環境が整っています。
地下鉄鶴舞線「川名駅」から徒歩圏内という好立地にあり、子育て世帯にも人気のエリア。周辺は文教地区としても知られ、南山学園の小・中・高が徒歩圏内にそろっています。私立の学校が近くにあることで、子どもの将来の選択肢も広がるでしょう。
交通の利便性と教育環境、防犯性の高さがそろい、家族が安心して暮らせます。
さらに「E’s garden premium昭和区川名駅南」は、長期優良住宅として認定されているため、「子育てグリーン住宅支援事業」の対象になります。
対象のご家庭であれば、最大80万円の補助金を受けられるのも大きなメリットです。
この制度は予算に限りがあるので、気になる方は早めに物件をチェックしてみてくださいね。
▶︎「E’s garden premium昭和区川名駅南」の物件情報はこちら
【まとめ】一戸建ての防犯対策は「場所」と「選び方」が鍵
防犯カメラは、一戸建てでの安心な暮らしを支える心強いアイテムです。
屋外の設置場所や家庭用のタイプを選べば、工事不要でも手軽に導入できます。
「どれを選べばいいかな?」と迷うときは、まずはわが家の生活スタイルに合った機能や設置場所を考えてみるとスムーズです。
防犯カメラは“万が一”を防ぐお守りのような存在。安心できる家づくりに、ぜひ取り入れてみてくださいね。
また、お住まい探しや新生活を考えている方は、セキュリティ設備が整った物件を選ぶのもおすすめです。
安心できる住まいで、家族との時間をもっと楽しんでくださいね。
エサキホームでは、「E’s garden premium昭和区川名駅南」をはじめ、外からの視線に配慮した設計プランや電動シャッター付きなど、防犯性の高い安心の住まいをご用意しています。
「安心して子育てできる住まいを探したい」
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そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。お客様に合った納得のいく住まいをご提案いたします。
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皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。




