【事例あり】リビング収納の「棚」をおしゃれに活用!何を入れる?見せる収納・隠す収納術と事例

リビングは家族が集まり、1日の多くを過ごす場所。

しかし、おもちゃや書類、文房具などが集まりやすく、「片付けてもすぐ散らかる」と悩む人は多いのではないでしょうか。

そんな悩みを解決するカギは「リビング収納」。

棚を上手に取り入れれば、見た目もおしゃれに整い、家事の時短にもつながります。

今回は、一戸建てだからこそ叶うリビング収納の工夫や、棚に“何を入れる”とおしゃれにすっきり暮らせるのかを、実例を交えてご紹介します。

リビング収納の基本!「見せる収納」と「隠す収納」の使い分け

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リビングをすっきり保つために最も大切なのは、「何を隠し、何を見せるか」のルール作りです。この線引きがあいまいだと、せっかくの棚もごちゃごちゃした印象になってしまいます。

ここでのポイントは、見せる収納と隠す収納のバランスです。

家族みんなが使うからこそ「隠す」べきもの

リビングには生活感が出やすいアイテムがどうしても集まります。

以下のようなものは、できるだけ隠す収納でスッキリさせましょう。

 

隠すべきもの一覧

  • 文房具(ペン、のり、はさみなど)
  • 薬や救急用品
  • ティッシュやウェットシート
  • 郵便物や書類
  • 充電ケーブルやリモコン類
  • 細々としたおもちゃ
  • 爪切りや綿棒などの衛生用品

 

これらは扉付きの棚、引き出し、またはフタ付きのボックスやバスケットに収納しましょう。「雑多なものは見せない」ことが、おしゃれなリビングへの第一歩です。

エサキホーム社員の暮らし

画像引用|エサキホームブログ「エサキホームに住む社員の暮らし」

 

収納に使うボックスやカゴは、色や素材を統一するのがポイント。白やベージュ、グレーなどのニュートラルカラーで揃えると、扉を開けた時もすっきりして見えます。

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画像引用|Instagram

 

散らかりがちなおもちゃは種類ごとにボックスを用意し、棚に収納すれば、遊び終わったらサッとしまえる仕組みが作れます。子ども自身が片付けやすい高さに棚を設置することも、片付けの負担を減らす重要なポイントです。

さらに、ラベリングをしておけば、家族みんなが迷わず片付けられるようになります。

「見せる収納(飾り棚)」でリビングを彩る

棚の一部には「見せる収納」スペースを設けましょう。見せる収納はただの収納ではなく、「インテリアの一部」。住み手の個性や感性を表現する場となります。

 

見せて飾りたいもの一覧

  • 趣味のコレクション(雑貨、フィギュアなど)
  • デザイン性の高い本や雑誌
  • 観葉植物やフェイクグリーン
  • アート作品やポスター
  • 家族写真のフォトフレーム
  • アロマディフューザーやキャンドル
  • おしゃれな食器やカップ

 

ただし、見せる収納は全体の3割程度に抑えることが大切。飾りすぎるとかえってごちゃごちゃした印象になってしまいます。

厳選したお気に入りだけを飾ると、棚全体がおしゃれで洗練された雰囲気になります。

エサキ収納

画像引用|Instagram

たとえば、子どもの作品や工作物を飾れば、「特別なアート」に。

全部を飾るのではなく、季節ごとに入れ替えたり、フォトフレームに入れて1点だけ飾ったりするのがおすすめです。

リビングの棚を格上げ!おしゃれに見せるディスプレイのコツ

「何を見せるか」が決まったら、次は「どう見せるか」です。同じアイテムでも、並べ方次第で印象は大きく変わります。

ディスプレイの黄金ルール:「色・素材・形」を意識する

色の統一
飾るアイテムの色は2~3色程度に絞りましょう。

ベースを白や木目調にして、アクセントカラーを決めると統一感が生まれます。カラフルなおもちゃや絵本は、隠す収納に回すのがおすすめです。

素材の組み合わせ
ウッド、ガラス、アイアン、ラタン、陶器など、異なる素材を組み合わせると立体感が出ます。

ただし、素材の種類を絞って全体に統一感を持たせることが重要。

ナチュラル系ならウッドとラタン、モダン系ならガラスとアイアンというように、テイストを合わせましょう。

高さ(形)の変化
同じ高さのものばかり並べると平坦な印象に。フォトフレームを立てかけたり、観葉植物を置いたりして高低差をつけると、空間に動きが生まれ、視線が自然に誘導されます。

センス良く飾るための具体的なテクニック

三角形の法則
棚をおしゃれに見せたいなら、アイテムの配置バランスがポイント。

複数の小物を並べるときは、高さや大きさを意識して“見えない三角形”を描くように配置しましょう。

たとえば、左に背の高い観葉植物、中央に中くらいのフォトフレーム、右に低めの雑貨を置くと、視線が自然に流れ、空間全体がすっきりとまとまります。

「余白」を活かす

棚に物を詰め込まず、あえて何も置かない“余白”を意識して作りましょう。
空間にゆとりが生まれることで、飾ったアイテムがより引き立ち、洗練された印象になります。
この「空間の贅沢さ」を感じさせる余白こそが、リビング収納をおしゃれに見せる秘訣です。

リピート(繰り返し)の法則

同じ形・色・素材のアイテムを繰り返し並べると、空間にリズムと統一感が生まれます。

白い花瓶を高さ違いで2〜3個並べたり、同じシリーズの本を揃えて配置したりすると、まとまりのあるおしゃれな棚に。

無理に多く飾らなくても、繰り返しのパターンを意識するだけで、プロのような印象になります。

季節感を取り入れる

棚のディスプレイに季節感を添えるのも効果的です。

春は桜モチーフ、夏は貝殻やガラスの器、秋は木の実やキャンドル、冬はオーナメントなど。季節アイテムは1〜2点程度に控え、上品さをキープしましょう。

【エサキホーム事例】間取りに組み込まれたリビング収納の強み

ここまで収納テクニックを紹介しましたが、リビング収納の悩みは家づくりの段階で大きく解決できます。

エサキホームの見せる・隠すを両立!造り付け収納を活かすアイデア

エサキホームの住まいでは、リビングに面した「リビング収納」や「多目的収納」、「造り付けの棚」など、暮らしやすさを考えた収納スペースが随所に設けられています。

間取り段階でリビング収納を計画しているため、後から家具を買い足す必要がなく、空間をおしゃれにすっきり保てます。

事例①:リビングに隣接した大容量収納

エサキホーム事例2▶︎エサキホーム施工例「リビングがすっきり片付く、ファミリークローゼットがある家」

リビングと和室から使える「リビング収納」は、おもちゃや掃除道具、季節家電も収納可能。ハンガーパイプ付きなのでファミリークローゼットとしても使えて便利です。

エサキホーム事例3

▶︎エサキホーム施工例「リビングがすっきり片付く、ファミリークローゼットがある家」

扉を閉めれば生活感をすべて隠せ、急な来客時も安心です。子どもが自分で片付けやすい動線設計も魅力です。

 

事例②:見せる収納と隠す収納を組み合わせたデザイン
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▶︎エサキホーム施工例「〜家事効率の良い家〜ユーティリティルームとリビング収納」

 

リビングに設けた扉付きの造り付け収納は、日常の雑多なアイテムをさっと片付けられて、必要な時にすぐ取り出せます。

エサキホーム収納

▶︎エサキホーム施工例「〜家事効率の良い家〜ユーティリティルームとリビング収納」

 

さらに、収納ケースを入れられる造作カウンターもあり、作業台やスタディスペースとして活用可能です。

見せたいものはリビングボードへ、隠したいものは扉付き収納へ振り分けることで、空間全体がすっきり整います。

造り付け収納なら壁のラインも揃い、掃除もしやすく、美しいリビング空間が叶います。

 

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まとめ

リビングの棚をおしゃれに整えるには、何を隠し、何を見せるかをしっかり決めることが重要です。
ディスプレイでは、色・素材・形の統一感と余白を意識することで、棚に置いたアイテムが引き立ち、空間全体がすっきり洗練されます。飾りすぎず、引き算を意識することも大切です。

また、リビング収納は間取り段階で計画すると、後から収納家具を追加購入する必要がなく、綺麗に整理整頓が可能です。

造り付け収納やデスク一体型棚を活用すれば、片付けや作業も快適に行えます。家族の暮らしに合わせて柔軟に対応できるのも大きなメリットです。

今回ご紹介したような棚やリビング収納の工夫など、様々な実例を[エサキホームの施工事例]でご覧いただけます。
家族の暮らしに合った収納計画を考えている方は、資料請求とあわせてチェックしてみてください。

 

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